携帯電話は便利ですが、適切に使用するためには、自己管理が必要です。
子どもの発達の段階を考えて、各家庭で十分考えてみましょう。
もし持たせるなら、携帯電話やインターネットの利用に関するルールを家庭でつくり、それを徹底することが必要です。
【参考例】 家庭でのルール
掲示板等に誹謗・中傷の書き込みを行うことは、決して許される行為ではありません。
書き込みをされた場合は、次の流れで対応してください。
【参考】掲示板等への管理者・プロバイダへの削除依頼のメールの文例
以下の例を参考にしながら、当該サイト等に記載された削除ルールに従い、簡潔に書くようにしましょう。
その際には、削除してほしいURLや書き込みNo.(レス番号)、削除理由を記載する必要があります。
掲示板等の管理者に削除依頼しても削除されない場合や、管理者の連絡先が不明な場合などは、プロバイダ(掲示板サービス提供会社等)に削除依頼をしましょう。
なお、プロバイダ会社によって、削除依頼の方法が異なりますので注意してください。
削除依頼方法がよく分からないときは、ひなた子どもネット相談へ相談してください。
対応についてアドバイスいたします。
(返信が欲しい方は、ひなた子どもネット相談への投稿の際に返信先のアドレスを記載してください)
まずは、無視することをお勧めします。
しかし、不安が解消できない場合は、チェーンメールの転送先がありますので、利用してください。
チェーンメールを受け取った段階では被害者ですが、それを他人に転送したら共犯者となってしまいますので、注意してください。
【参考】
撃退チェーンメール迷惑メール相談センター
迷惑メールは、受診拒否の設定やメールアドレスの変更で対応しましょう。
ネット上でメールアドレスが広く流失してしまったら、消してしまうことはできません。
面倒でも、メールアドレスを変更して、今後は不用意に公開しないようにしましょう。
【参考】
・NTT DOCOMO
・au
・SoftBank
「なりすましメール」を送られてしまっている可能性があります。
あなたになりすまして誰かが悪意のある「なりすましメール」を送ったり、「プロフ」をつくったりしているのかもしれません。
一人で悩まずに、保護者、先生、友達に相談しましょう。
架空請求の手口は、巧妙になってきています。決して安易に個人情報を知らせたり、請求に応じたりしないことです。
困ったときは、県内の各消費生活センターへ相談してください。
ダウンロードできなくなるのは、違法なものだけです。
残虐やわいせつな内容でなければ利用可能です。
フィルタリングの有無で、大きく違ってくるのは、画面上の広告です。
フィルタリングをかけなければ、子どもは有害な広告を目にすることになります。
フィルタリングを外す行為は、子供を危険にさらすことになります。
明細書をよく読めば、子どもの利用状況が分かります。
明細書には、低額料金設定にしていなかった場合の通信料が内訳として記載されていますので、
そこを確認すると子どもがどのくらい携帯電話で通信等をしているのかが分かります。
【参考】明細書
・NTT DOCOMO
・au
・SoftBank
平成30年中の宮崎県におけるサイバー犯罪検挙数は59件であり、
その中で18歳未満の子ども13名が被害者となっています。(宮崎県警察本部調べ)
なお、平成30年中に、SNS等の利用を通して18歳未満の子どもが、
性的犯罪などの被害にあった事件の88.0%以上は、「フィルタリング」を利用していません。(警察庁発表)
インターネット・携帯電話にかかわる問題の指導に役立つサイトは、多数ありますが、そのいくつかを紹介します。
【参考1】
総務省-子どもを取り巻くインターネットの現状に関する調査研究「インターネットトラブル事例集」
最近のトラブルの事例から、子どもたちへの指導にあたって保護者や教職員などが、知っておくべき事項等を解説したもので、各事例について説明されています。
(1)知識・スキルの観点、
(2)コミュニケーションの観点から、予防策・対処方法
【参考2】
情報セキュリティ対策ビデオ
警察庁関連のNPOが運営しているサイトで、サイバー犯罪対策ビデオ等が閲覧できます。
【参考3】
文部科学省-教育の情報化に関する手引
平成21年3月に小・中学校及び特別支援学校、平成22年10月に高等学校の学習指導要領に対応した内容が、
公表されています。
【参考1】
電子政府の総合窓口 イーガブ
青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律
【参考2】
プロバイダ責任制限法
発信に用いられた接続プロバイダや掲示板運営者に対して、削除の申し出や、発信者情報開示を請求できます。
【参考1】サイバーセキュリティカレッジ
《対 象》児童生徒・保護者・教職員等
《連絡先》宮崎県警察本部
TEL 0985-31-0110
《その他》県警が「サイバー犯罪対策」等に関する講演等に警察職員等を無料で派遣するものです。
【参考2】e-ネット安心講座(e-ネットキャラバン)
《対 象》保護者・教職員等、児童生徒
《連絡先》e-ネットキャラバン事務局
《その他》文部科学省、総務省が通信関係団体等と連携して、インターネットの
安全・安心な利用に向けた啓発のための講座を実施しています。
なお、講師派遣に伴う謝金や交通費は不要です。
【参考3】宮崎県教育研修センター
《対 象》教職員
《連絡先》宮崎県教育研修センター カリキュラム支援センター
TEL・FAX: 0985-24-3578
E-mail: e-assist@miyazaki-c.ed.jp
《その他》情報教育担当指導主事等が、講義や演習を行って、教職員の研修を支援します。
※その他、携帯電話会社によるケータイ安全教室が行われています。
連絡先は、各携帯電話会社の宮崎支店にご相談ください。